トラブルの大きな原因とは

介護職でのトラブルの一番の原因は雇用主とではない?!

介護に比例しない認知の症状

介護職は保健事業のため国内どこの介護施設で働いても収入に大差はなく、賃金に関し雇用主とトラブルになることは少ないです。人材不足により1人の介護士が担う仕事が慢性的に増えている職場では、夜勤や残業をおこなう回数も当然に増え、休みを取りたいスタッフは不平不満を感じながら働いています。
しかし、介護スタッフにとって夜勤や残業で得られる収入は大きく、育ち盛りの子供がいる方や住宅ローンを組んでいる方にとっては夜勤などが多い職場は魅力的です。介護職でのトラブルは、要介護者との関係で生じることが多いです。

1から5までの要介護レベルは、数字が少ないほど要介護者は自立した生活を送ることが可能ですが、数字が高まると援助が必要になり、要介護度3以上になると第三者の援助が必要、要介護度4以上になると介護のプロに任せないと家族の生活に支障をきたすようになります。

健康体な若者でもケガで身動きができなくなるとストレスから周囲に当たることがあるように、認知症状が現れていない高齢者でも肉体的な衰えからストレスになり周囲の者に当たるようになります。
介護スタッフは要介護者に対して平等に接するよう心掛けていますが、誤飲など生命に危険がおよぶ場合は優先的に介護をしなくてはならないため、他の要介護者から不満が寄せられることがあります。判断能力が低下すると、物をなくす・ケガが増える・嫉妬するようになり、その原因が介護スタッフと決めつけられることが介護施設で多いトラブルです。

介護職は人生に寄り添える尊い仕事ですが、保育と異なり時間が過ぎるほど認知症状は悪化するため、報われないことに切なさを感じる仕事でもあります。

そういった仕事でのストレスでお悩みの方には介護施設トラブル駆け込み寺をおすすめします。